現代社会で生活をしていく上で、電気は欠かせない存在となっています。
そんな住宅の電気を管理しているのがホーム分電盤です。
今回のおでんきコラムでは、ホーム分電盤についてご紹介していきます。
ホーム分電盤って何?
ホーム分電盤とは、住宅内にあるコンセントや照明等に電気を供給するために設置されている住宅用の分電盤です。
電気の使い過ぎや漏電などが発生すると、自動的にブレーカーが落ちる(供給が遮断される)仕様になっています。
ホーム分電盤のスイッチには、アンペアブレーカー、漏電ブレーカー、安全ブレーカーがあります。
アンペアブレーカー
ホーム分電盤の中で一番大きな部分です。
アンペアブレーカーは、電気の使い過ぎを感知する機能があるため、範囲を超えた電気を使うと電気を家全体の電気を自動で遮断します。
漏電ブレーカー
配線や電気器具が故障で漏電した時、自動的に電気を止めて感電や火災を防ぎます。
安全ブレーカー
配線の安全を守るのが、「安全ブレーカー(回路用ブレーカー)」です。
住宅内の部屋や設備などの場所ごとに電気を分けることができ、それぞれスイッチで管理しています。
自分でできる分電盤の点検方法
一般的にホーム分電盤の取替え目安は、平均13年となっています。
実際に築15~20年の住宅を点検したところ、10件に1件(約1割)のご家庭で漏電ブレーカーが壊れていました。(わきでん実績調べ)
ここでは、自宅にある分電盤を簡単に自分達で点検する方法のご紹介をします。
- まずは、おうちの中の電気を落として、テストをしても大丈夫な状態にしてください
(パソコンやビデオなどの電源を切る) - 漏電ブレーカーにある、テストボタン(赤いボタン)を押してください
- ボタンを押してブレーカーが落ちると、機能は正常です
ブレーカーが落ちなかった場合は、分電盤のどこかが壊れている恐れがあり、家の電気を守れていないかもしれません。
すぐにお近くの電気屋さんにご連絡ください。
ホーム分電盤の取替え工事を行っています。
実際にわきでんで施工を行った事例をご紹介します。
【施工前】
経年劣化の分電盤
【施工後】
分電盤の取替を行うだけで、こんなに綺麗になります!
さらに、作業時間は1~2時間程度で施工を行うことができます。
まとめ
脇本電気工事では、分電盤の点検や取替え工事も行っています。
分電盤が壊れてしまっていると、漏電に気づかない可能性が高くなり感電や火災の原因となるので、早めに対処しておきましょう。
分電盤の点検や取替え工事に関するお問い合わせは下記ボタンからお願いします!